“同期”イチロー、“新人”大谷、“神様“ルース…大打者プホルスに独占インタビュー

Full-Countの独占インタビューに応じたエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:盆子原浩二】
Full-Countの独占インタビューに応じたエンゼルスのアルバート・プホルス【写真:盆子原浩二】

2000年代最高の打者の一人、プホルスが明かした胸中とは…

 エンゼルスのアルバート・プホルス内野手がFull-Countの独占インタビューに応じた。2001年にカージナルスでメジャーデビューし、昨季まで通算打率.305、614本塁打(歴代7位)、1918打点(同10位)をマーク。通算2968安打で、3000安打の金字塔まで32本と迫っている。カージナルス時代にはデビューから10年連続で打率3割&30本塁打&100打点をマークし、2度の世界一に加えて、リーグMVPに3度輝くなど数々の個人タイトルも獲得。2000年代最高の打者の一人として、引退後の米国野球殿堂入りは確実視されている。

 今季は、二刀流で話題を呼ぶ大谷翔平投手がエンゼルスに加入。近年は故障の影響からDHでの出場が多かったものの、プホルスは一塁での出場が増えると見られている。ゴールドグラブ賞受賞2度を誇る名手の本当の胸の内は、どのようなものなのか。さらに、通算本塁打で残り100本と迫っている「野球の神様」ベーブ・ルース、そして、マリナーズ復帰が決まった2001年新人王の“同期”イチロー外野手への思いとは――。メジャー史に名を残す大打者に直撃した。

――開幕まであと20日間となったが調整は?

「スプリングトレーニングもあっという間に過ぎているし、調整も進んでいる」

――コンディションが近年で一番いいようだが?

「近年は足の手術などもあり、思うようにトレーニングができなかったが、今年は通常のオフシーズンを送ることができ、健康でいられたから思うような調整もできた」

――大谷が新しいチームメートとなった。第一印象は?

「彼はいい選手だ。アメリカへの適応の段階だが、いい具合に慣れてきている。彼は才能もある」

――大谷は二刀流に挑戦するが?

「簡単なことではない。しかし、彼がずっとやってきたことなので、いつも通りのルーティーンで方法を見つけるはずだ。今のところ、うまくやっていると思う」

ベーブ・ルースは「意識しない」、イチローは「一流の選手」

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