巨人ヤングマン、ローテ入りへアピール失敗 5回10安打5失点と結果残せず

15個のアウトのうち12個を内野ゴロで奪うも…

 巨人の新助っ人テイラー・ヤングマン投手が開幕ローテ入りへのアピールに失敗した。13日、大分市の別大興産スタジアムで行われたソフトバンクとのオープン戦。先発した右腕は5回を投げて10安打5失点と結果を残すことは出来なかった。

 オープン戦2度目の先発となったヤングマン。初回2死から上林に四球を与えると、柳田に右中間への適時三塁打を浴びて1点を失った。3回には今宮、本多に連打を許し、再び柳田に左前適時打を許した。さらに5回には本多にソロ本塁打を浴びると、福田に右前適時打、甲斐にも三塁への適時内野安打を許し、この回3点を失った。

 15個のアウトのうち12個を内野ゴロで奪い、グラウンドボールピッチャーとしての持ち味は存分に発揮した一方で、5イニング全てで走者を許す不安定な内容に終わった。4枠の外国人枠をマシソン、カミネロ、マギー、ゲレーロと争うヤングマン。開幕1軍争いへのアピールとはいかなかった。

(Full-Count編集部)

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