ヤンキース開幕はセベリーノ ブーン監督「最初に話をした1人はマサだった」

ヤンキース・田中将大【写真:田口有史】
ヤンキース・田中将大【写真:田口有史】

セベリーノは微笑んで吉報に返事

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督は17日(日本時間18日)、今季の開幕投手はルイス・セベリーノ投手が務めると発表した。球団公式サイトによれば、昨季まで3年連続開幕戦のマウンドに上がった田中将大投手は30日(同31日)の第2戦に投げ、サバシア、グレイ、モンゴメリーと続く。

 現地17日に行われたタイガース戦の前に開幕投手を発表したブーン監督は、決断について「今回は彼の番だと思った」と話したという。セベリーノは昨季14勝6敗、防御率2.98の活躍で先発ローテを支え、サイ・ヤング賞争いでも3位に食い込んだ。地元紙「ニューズデイ」電子版によると、開幕投手を伝えられた24歳右腕はニッコリ微笑んだだけだったというが、指揮官は「ワクワクしていたと思う。メジャー開幕投手は大一番だから」と話したそうだ。

 先発ローテに入る5人全員と話をしたという監督は、昨季まで開幕投手を務めた田中に配慮し、「最初に話をした1人はマサだった」と明かした。さらに「5人全員納得して、目指す方向を理解している。私はどんな時でも自信を持ってマサにボールを託すつもりだ。ポストシーズンであれ、大一番であれ、どんな状況でもね」と、田中に対する揺るぎない信頼も語ったという。

 田中はこの日のタイガース戦に先発し、2回2/3を投げて2被弾を含む4安打6奪三振1四球4失点(自責4)の成績だった。決定した今季初先発となる30日(同31日)ブルージェイズ戦に向けて、最終調整に取りかかる。

(Full-Count編集部)

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