メジャー最強先発デュオは? 日本人2投手もランクイン、MLB公式が選出
ナ・リーグ東地区に強力投手がひしめく!? ダルビッシュはキンタナとのコンビで登場
待望の開幕が29日(日本時間30日)に迫る中、続々と開幕投手が発表されるなどMLBの各チームは最終調整の段階に入った。開幕カードを勝ち越して、これから迎えるシーズンに勢いをつけたいと願うのは30球団共通の想い。では、各チームの先発1番手、2番手のデュオは、一体どれだけの破壊力を持っているのだろう。そんな疑問に答えるべく、MLB公式サイトでは「2枚看板は1枚より上:ベスト先発デュオ」と題した特集を展開。各チームの先発1、2番手デュオを格付けし、ベスト10を発表している。
記事では、スチーマープロジェクションシステムに基づいた2018年の予測WARを用い、まずは全先発投手をランク付け。その中から各球団の先発上位2投手を選び、その順位を足した値が最も低いコンビをNO1としている。例えば、ドジャースの先発上位2人はクレイトン・カーショーとリッチ・ヒル。予測WAR5.8のカーショーは1位、WAR2.6のヒルは41位のため、ドジャースの値は42となる。
トップ10入りした先発デュオの中には、もちろん日本人投手も登場。日本人最上位に入ったのは、今季からカブス入りしたダルビッシュ有投手だった。カブス先発陣のトップ2と言えば、ベテラン左腕ジョン・レスターとダルビッシュかと思いきや、やはり今季から新加入したホセ・キンタナがWAR4.2でトップ、続いてダルビッシュの3.9となった。2人の順位を合計すると「29」で、30球団中4位タイにつけた。