打率.083と苦戦の大谷、20日マリナーズ戦も打席へ 指揮官「確実に前進」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷4打数無安打もソーシア監督「徐々によくなっている」

 18日(日本時間19日)のレンジャーズとのオープン戦で「7番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打2三振に終わったエンゼルス大谷翔平投手。この日はヒット性の当たりもあったが、一本が出ず、これで13打席連続無安打となった。苦戦する23歳にマイク・ソーシア監督は「徐々によくなっている」とし、19日(同20日)のマリナーズ戦でも打席に立つことを明かした。

 この日の第1打席は相手二塁の悪送球で出塁。4回1死三塁の第2打席ではセンター方向へ痛烈な打球を放つも、左腕ペレスの好捕により、投直併殺打となった。その後は相手救援左腕に対して2打席連続で三振に倒れて4打数無安打に終わった。

 オープン戦では24打数2安打で打率.083。快音を残せない状況が続いているが、ソーシア監督は「徐々に良くなってきているよ。三振もしたが、だんだん自分のバッティングが出来てきたのか、いくつかいい打席もあった。確実に前進しているよ」と評価し、「左右(投手)問わずタイミングは合ってきている」と話し、19日のマリナーズ戦でも起用することを示唆した。

 ディーノ・イーブル三塁コーチも「オオタニは大丈夫だよ。タイミングだけ! あのライナーを見ただろう! もっともっと打席に立てば良くなっていくよ」と分析。結果よりも打席の内容に目を向け、二刀流右腕の進歩を感じ取っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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