MLBが来季ロンドンで公式戦実施へ 史上初の欧州開催、田中所属のヤ軍参戦

ヤンキースの田中将大(左)とレッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】
ヤンキースの田中将大(左)とレッドソックスのクリス・セール【写真:Getty Images】

6月にRソックス-ヤンキース戦か、米複数メディアが報じる

 レッドソックスとヤンキースが2019年に英国ロンドンで公式戦を開催する可能性が高まっていると米複数メディアが報じた。欧州でのMLB開催が実現すれば、史上初となる。

 地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者はツイッターで立て続けに現状についてレポートした。

「もしこのイベントが最終決定されれば、2019年6月に2試合が行われるだろう。レッドソックスが恐らくホームチームとなる。MLB側は、日本やメキシコといった国とは(イギリスが)違うため、ヨーロッパでは初となるレギュラーシーズンの試合として有名球団同士の対戦を組む必要があった」

「2012年オリンピック会場となったロンドンスタジアムで行われるかに関しては、まだ未決定である。シーズン開幕戦の実施も検討されたが、ロンドンの4月の天候は野球には好ましくないとされた」

 また、メジャーはヨーロッパを将来的なマーケットと見込んでおり、進出を目指しているが、その足がかりとして、まずは有名球団を連れていきたい考えだという。そのため、ヤンキース-レッドソックス戦というライバル対決をセッティング。ただ、まだ合意には達しておらず、シャーマン記者は「このイベント実施に関して解決しない点は残されている」とも伝えている。

 ヤンキースには田中将大投手も所属しており、実現すればこの歴史的な一戦で登板する可能性もある。

(Full-Count編集部)

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