「開幕投手」と並ぶ“称号”!? パ・リーグ、過去5年間の「開幕4番」を振り返る

ソフトバンクは内川とデスパイネが熾烈な争い?

【千葉ロッテ】
2013:井口
2014:井上
2015:今江
2016:デスパイネ
2017:パラデス

 千葉ロッテの4番最有力候補は、2014年に64年ぶり「球団新人の開幕4番」を経験した井上だ。これまでなかなか成績を残せなかったが、今年のオープン戦では勝負強い打撃でしっかりと結果を残している。4年の時を経て、未完の大器の完全覚醒なるか。

【オリックス】
2013:李大浩
2014:ベタンコート
2015:中島
2016:モレル
2017:ロメロ

 オリックスの開幕4番には、その年の新戦力が任される傾向があり、昨年入団したロメロもその1人だ。今年は誰が開幕4番に座るのだろう。

 注目は、マレーロとロメロ、昨季チーム最多の31本塁打を放ったT-岡田。脇腹痛から復帰したばかりのT-岡田は「4番を打ちたい」と語っていただけに、開幕4番の座はぜひ勝ち取りたいところだ。

【福岡ソフトバンク】
2013:ペーニャ
2014:李大浩
2015:内川
2016:内川
2017:内川

 福岡ソフトバンクの開幕4番は、2015年から3年連続で内川が担当。昨季終盤は故障に見舞われながらも、クライマックスシリーズでは同一ステージ初となる4戦連発。日本シリーズでも起死回生の同点弾を放ち、チームを2年ぶりの頂に押し上げた。

 一方で、チーム内には離脱中に4番を務めて本塁打王を獲得したデスパイネもいる。はたしてどちらが開幕4番に座るのか楽しみだ。

【表】2017年シーズン パ・リーグ開幕4番の開幕戦成績おさらい

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