ハム新オーナー畑氏が会見 栗山監督「日本一を持ってきてくださる」

日本ハムの畑オーナーと栗山監督【写真:石川加奈子】
日本ハムの畑オーナーと栗山監督【写真:石川加奈子】

球団初リーグ優勝の81年に入社、新球場は「3月中に一定の方向性を出す」

 日本ハムは23日、札幌ドームで畑佳秀オーナーの就任会見を行った。

 日本ハム本社代表取締役社長である畑氏は、22日に札幌市内で行われた球団の定時株主総会及び取締役会でオーナーに就任。「引き続き道民の皆さんに愛され、応援していただけるチームとなるよう球団運営を全力で推進して参ります」と力強く決意を語った。

 会見では、日本ハムが初めてリーグ優勝を果たした81年に入社したというエピソードも披露された。同席した栗山英樹監督は「今回も日本一を持ってきてくださると思って、一緒に力を合わせて前に進みたいと思います」と歓迎した。

 畑オーナーは北広島市と札幌市南区真駒内に2か所で検討されている新球場構想についても言及。「北海道、そしてスポーツ界を代表とするようなもの。スポーツを核としたまちづくりにも貢献していければいいと考えております」とイメージを語った。それぞれの候補地の印象についてはコメントを差し控えた。

 球団は新球場について3月末までに方向性を出すとしている。「(その)日程について、今ここでお話することはできませんが、3月中に一定の方向性を出すとはっきり公表しておりますので、そのことについては守っていきたいと考えております」と話した。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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