入院中に体重5キロ減のハム清宮、トレーナーが語る復帰への道

日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】

体重5キロ減少の清宮、谷トレーナー「まずは心肺機能を上げること」

 限局性腹膜炎で入院していた日本ハムのルーキー・清宮幸太郎内野手が24日、都内の病院を退院した。25日から千葉・鎌ケ谷で練習を再開するが、どんなステップを踏むことになるのだろうか。

 谷一郎ヘッドトレーナーは「2週間動いていないので、まずは心肺機能を上げること」とリハビリの第一段階を示した。ウエートルームでの自転車漕ぎからスタートすることになりそうだ。

「この2日間はアクティビティを上げるというより、日常生活をきっちりできるということで十分。その中で少しずつ自転車を漕いでもらったり、軽くスイングしてもらったりとかあるかもわからないけど、まずは生活で十分じゃないかなと思います」と語った。

 点滴生活が続いたため清宮の体重は5キロ減少した。すでに23日から通常食に戻っており、食事面に関しては「今の感じでは全く問題なさそうです」と谷ヘッドトレーナーは説明する。今後はしっかり食事をとって体を動かし、体のバランスを整えながら、体重を戻していくことになる。

 トレーナー管轄から外れてチームに合流する目安にはついては「どれだけ動けるかですね。動きが指標になるかと思います」と見通しを語った。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY