イチロー、開幕前最終戦は無安打も…“鍵“の守備で軽快な動き、不安を完全払拭

ロッキーズとのオープン戦、1番左翼で先発出場したマリナーズ・イチロー【写真:編集部】
ロッキーズとのオープン戦、1番左翼で先発出場したマリナーズ・イチロー【写真:編集部】

4打数無安打でOP戦打率は.000も…30日の開幕戦出場へ大きく前進

 マリナーズのイチロー外野手は27日(日本時間28日)、オープン戦最終戦となるロッキーズ戦に「1番・左翼」で先発出場。3打数無安打1四球だった。オープン戦ではヒットは出なかったものの、キーポイントになると見られていた守備で軽快な動きを披露。不安を払拭し、開幕戦出場に大きく前進した。

 イチローは第1打席は右腕ベティスの前に3球で見逃し三振。3回の第2打席は鋭い当たりの右直に倒れた。5回2死二塁で迎えた第3打席は左腕マギーから四球を選び、7回の第4打席は右腕ピアポンの前に一飛。その裏まで左翼の守備につき、8回の守備から交代。予定通り7イニングで退いた。

 オープン戦は5試合に出場し、12打席で10打数無安打2四球。マイナーのゲームでは快音を響かせていたものの、オープン戦打率.000で開幕を迎えることになった。ただ、スコット・サービス監督は打撃面は心配しておらず、鍵は守備にあると試合前に明かしていた。

 イチローは23日(同24日)のレンジャーズ傘下マイナーとの一戦で頭部死球を受け交代。26日(同27日)のレンジャーズ傘下マイナーとの練習試合で実戦復帰し、遊撃内野安打を含む5打数1安打という結果だった。脳震とうテストは問題なかったものの、14日(同15日)の試合で張りを訴えた右ふくらはぎに不安が残っており、スコット・サービス監督はこの試合の前に「足が私の気がかりなんだ。動き回れるか確認したい。フィールドでの動きを制限している。昨日(26日)はそこまでの(守備の)アクションを見せる場面がなかった」と話していた。

 この日は4回2死満塁のピンチで、代打バライカの左中間へのフライを軽快な動きで捕球。5回は先頭ブラックモンの浅いフライをダッシュで前進して捕球すると、続くルメイヒューの左中間へのフェンス直撃二塁打も全力で追い、打球を処理して内野に力強いボールを返した。さらに、2死二塁の場面では遊撃手が弾いて左翼に転がったヒットを再びダッシュで前進して処理。いずれの守備機会でも足を気にする様子は全くなく、不安を完全に払拭した。

 マリナーズは28日(同29日)に開幕前日練習を行い、29日(同30日)のインディアンス戦に挑む。メジャー18年目のシーズンインへ、イチローが大きく前進した。

(Full-Count編集部)

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