ダルビッシュ、敬愛する川崎宗則へ感謝のメッセージ「誰も文句は言えない」

カブスのダルビッシュ(左)とソフトバンク時代の川崎【写真:田口有史、藤浦一都】
カブスのダルビッシュ(左)とソフトバンク時代の川崎【写真:田口有史、藤浦一都】

2007年の北京五輪以来育んだ強い絆

 カブスのダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、自身のブログを更新し、ソフトバンクを退団した川崎宗則内野手に宛てた感謝の言葉を綴った。

 ダルビッシュと川崎は深い親交を持ち、共にメジャーでプレーした時はよく食事に出掛けていた。ブログの中で右腕は「ムネさんと初めて話をしたのは2007年の北京五輪予選」と振り返る。極度の人見知りで、同い年の涌井秀章としか話をしないダルビッシュを食事に誘い、他の選手と打ち解けるきっかけを作ってくれたという。そんな気遣いに触れ、「そこからムネさんとは年の差関係なく親友というか家族というか、それほど深い関係になりました」と明かした。

 2012年に共に渡米。ダルビッシュはレンジャーズ、川崎はマリナーズと同地区ライバルチームに入団し、試合では真剣勝負を、プライベートではよき理解者として親交を深めた。マリナーズ、ブルージェイズ、カブスと渡り歩いた川崎は、昨年3月31日に日本球界に復帰。この時の気持ちを「ムネさんが日本に帰ると聞いた時は寂しかったのを覚えています」と率直に伝える。

 ダルビッシュにとって川崎は言葉には尽くせないほど大きな存在だったようだ。「野球においても色々勉強になりましたが、3年ぐらい前自分が野球がやりたくないってなった時期があったんですが、その時ムネさんの特集を見てまた頑張ろうって思えたり。自分とは対極に位置する人であるから本当に色々学ばせていただきました」と感謝。川崎の体調不良を伝えて聞いた昨年12月以降は、「そこから毎日家族の健康を守っていただいたこと明日もよろしくお願いしますと神様にお願いするのですが、ムネさんのこともお願いするようになりました。何もならないかもだけど、何かなるかもと」とアメリカから祈りを捧げていたという。

 ホークスでは輝かしい足跡を残した一方、メジャーではレギュラー定着はならなかったが、日米そしてカナダにおける川崎の功績は大きい。今季から川崎も所属したカブスでプレーするダルビッシュは「引退撤回を期待しているけど、このまま引退しても誰にも歩めない野球人生を歩んだだろうから誰も文句は言えないでしょう。また体調良くなったらシカゴに遊びに来てくださいと伝えたし、その日まで一生懸命頑張ります」と誓った。

 ブログの最後は「ムネさん、お疲れ様でした。ムネさんがいなかったら自分はここにはいません。これからも末永く、家族どうし仲良くしましょうね^_^」と感謝のメッセージで締めたダルビッシュ。川崎は野球から距離を置くことになったが、2人を結ぶ強い絆はこれからも変わらずあり続ける。

(Full-Count編集部)

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