日本ハム開幕第2戦はマルティネス 「万全の準備ができた」

日本ハムのニック・マルティネス【写真:石川加奈子】
日本ハムのニック・マルティネス【写真:石川加奈子】

西武打線を2日かけて研究「全員同じ集中力を持って投げたい」

 日本ハムのニック・マルティネス投手が31日、本拠地での西武戦に先発する。来日初登板を翌日に控えた30日には「万全の準備ができた。明日が楽しみ」と笑みを浮かべた。

 新外国人右腕は、人一倍研究熱心だ。プロ入りと同時に対戦する打者についてメモしてきた。待っているボールやスイングの軌道…どんなバッターなのかを観察し、書き残すのはルーキーリーグ時代からのルーティンになっている。

 オープン戦最終登板した25日ヤクルト戦の後、2日ほどかけて西武打線のビデオをじっくり研究した。その時にメモしたものを手元に、この日の開幕戦を生でチェック。「力のあるバッターと当てるのがうまいバッターがいる。誰ということではなく、全員同じ集中力を持って投げたい」と警戒感を強めた。

 開幕戦で先陣を切ったロドリゲスが3回途中KOされ、チームは大敗スタートとなった。「開幕2戦目という大事な試合を任されて光栄」と意気に感じる新助っ人は、チームに白星をもたらす投球を誓う。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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