大谷翔平、開幕2戦目はスタメン外れるも…指揮官「代走出場の可能性ある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

相手先発が左投手のためベンチスタートも、代走起用へ大谷は「とても速い」

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)の敵地アスレチックス戦で先発メンバーから外れた。開幕2試合連続スタメンとはならなかったが、マイク・ソーシア監督はこの日の相手先発が左腕マネイアだったために、右打者のヤングを指名打者で起用したことを試合前に説明。その一方で、前日の開幕戦で示した快足ぶりから代走で投入する可能性も示した。

 前日の開幕戦に「8番・DH」で先発した大谷だが、第2戦はベンチスタートとなり、出番を伺うことになった。ソーシア監督は「左投手とのマッチアップの兼ね合いからヤングを選んだ。オオタニは必要なら途中で出場する」と説明した。「左投手に関してはオオタニはやっていける」と語ったが、打率.125に終わったオープン戦では左投手相手に苦しんでいた。

 ベンチスタートとなるが、指揮官は代打に加えて、二刀流のスターのスピードにも期待しているという。「このような試合ではピンチランナーとして出場する可能性もあります」と語った。前日の開幕戦では2回のメジャー初打席の初球を弾き返し、ライト前に痛烈なヒットを放った。その後、バットでは4打席凡退となったが、23歳のスピードも高く評価している。

 指揮官は「スプリングトレーニングでもラインナップに入った時に何度か見せてくれたが、まずストライドも素晴らしい。とても速い」と大谷の快足ぶりに太鼓判を押す。前日の出塁時についても「マルドナードの当たりがエンタイトルツーベースになったのは残念だった。彼は三塁の途中まで来てたんだ。あれは簡単に得点できたはずなんだ」と説明した。もしも、プレーが途切れなければ、大谷のスピードなら一塁から簡単に本塁を陥れることができたというのだ。

 投手、打者、そして、走者としても期待される大谷。果たして代走で出番はやってくるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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