前田健太、今季初先発で5回無失点 圧巻10Kに球場大歓声 1勝目の権利得る

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

走者背負うも要所の奪三振で三塁踏ませず

 ドジャース前田健太投手が3月31日(日本時間4月1日)、本拠地でのジャイアンツ戦で今季初先発に臨み、5回を5安打10奪三振1四球無失点の快投を披露。2018シーズン初勝利の権利を持って降板した。

 圧巻の三振ショーだった。初回に1死からベルトに四球を与えるも、この回に奪ったアウトを全て空振り三振。味方打線が2点を先制した直後の2回は、2死からペンスとブランコに連打されるが、続く投手ホランドを見逃し三振で切り抜けた。3回にも2死一、二塁と得点圏に走者を置いたが、ロンゴリアを空振り三振で無失点。4回も2三振を奪い、ここまで9三振を積み上げた。

 やや制球を乱す場面もあったが、前田が積み重ねる三振の山に本拠地ファンは大喜び。大きな歓声を上げて盛り上がった。

 5-0で迎えた5回は先頭パニックを一ゴロに打ち取った後、背中を気にする素振りを見せてロバーツ監督がマウンドを訪れたが続投。ベルトを中飛、マカッチェンからこの日10個目となる空振り三振を奪い、3者凡退で締めた。

 90球(62ストライク)を投げた前田は、6回からリリーフ陣にマウンドを譲った。

(Full-Count編集部)

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