ロッテ荻野が強風切り裂く1号弾丸ライナー「しっかりと引き付けて打てた」

ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】
ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】

新人コンビの活躍にも刺激「逆に引っ張られている」

 ロッテのリードオフマン、荻野が1日の楽天戦で今季初アーチをかけた。

 3点リードの4回に1軍デビューだった楽天・池田の内角寄りスライダーを強振。「しっかりと引き付けて打つことができた」と、左翼席に低い弾道で突き刺した。2回にはアマダーが高く打ち上げたスタンド上段ホームラン級の打球が、秒速11メートルの逆風に戻され左飛になっていたが、荻野の弾丸ライナーは強風を切り裂いた。

 開幕から2試合連続マルチ安打で打率.400。盗塁も2個決めるなど、タイトルへ順調な滑り出しだ。ルーキーコンビの藤岡裕と菅野の活躍に、「こっちが引っ張らなきゃならない立場だが、逆に引っ張られている」と刺激を受ける。

「チームの雰囲気もいいし、(ベンチで)声も出ている。全員で点を取りにいっている」と、チーム一丸を強調していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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