大谷翔平、1号3ランに「まさか越えるとは」 メジャー流祝福には苦笑い
本拠地デビューで圧巻のメジャー初本塁打
エンゼルスの大谷翔平が3日(日本時間4日)、エンゼルスタジアムで行われたインディアンス戦で「8番・DH」で本拠地デビューし、メジャー初本塁打を含む3安打の活躍を見せた。13-2で大勝した試合後、大谷は「まさか越えるとは思わなかったのでうれしかった」と話した。
この日は同点の初回2死満塁で打席に立つと、相手先発右腕ジョシュ・トムリンの暴投で勝ち越し、なお2死二、三塁の好機で、2ボール2ストライクから右中間へメジャー1号となる3ランを放った。本拠地はスタンディングオベーション。ベンチでは同僚たちがあえてダグアウトに戻ってきた選手を無視するサイレントトリートメントの後、もみくちゃにする手荒い祝福。その後、大谷はスタンドからの大歓声にヘルメットを脱いで応えた。
その後、第2打席で右前安打、第4打席でも中前安打と初の3安打を放った。
野手として2試合目の出場だった大谷はこの日4打数3安打3打点2得点の活躍で打率.444。エンゼルスも13安打で13点を奪う大勝となった。
試合後、テレビインタビューに答えた大谷は1号3ランに「フェンスに当たるかなと思った。まさか越えるとは思わなかったのでうれしかった」と話し、同僚のメジャー流の祝福には「最初何があったのかと。あ、そういうやつかなと」と苦笑いで振り返った。