大谷翔平、鮮烈本拠地デビュー 米各メディア称賛「エンゼルスを興奮させた」

本拠地デビューで大活躍を見せた大谷翔平にチームメイトが手荒い祝福【写真:Getty Images】
本拠地デビューで大活躍を見せた大谷翔平にチームメイトが手荒い祝福【写真:Getty Images】

本拠地デビューで圧巻の1号3ラン&3安打、米各メディアも称賛

 本拠地デビュー戦でメジャー初本塁打、初マルチと大暴れしたエンゼルス・大谷翔平。「8番・DH」でスタメン出場した3日(日本時間4日)のインディアンス戦で13-2の大勝に貢献し、初打席で3ランを放った直後はファンからスタンディングオベーションで祝福された。鮮烈な本拠地デビューを飾った二刀流右腕を米メディアも称賛している。

 大谷は2-2で迎えた初回2死満塁で第1打席を迎えると、相手先発右腕トムリンの暴投で勝ち越した後、なお2死二、三塁の好機で右中間へメジャー1号となる3ランを記録。その後、第2打席で右前安打、第4打席でも中前安打をマークした。この日は4打数3安打3打点2得点1三振の活躍で打率.444。マイク・ソーシア監督は試合後、その打撃を称賛し、4日(同5日)のインディアンス戦でもDHで起用することを明言した。

 投手として初白星を挙げた直後に初本塁打を含む3安打と打撃面でも実力を見せつけた23歳。米メディアもその活躍を速報し、地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」電子版は「ショウヘイ・オオタニのメジャー初本塁打でエンゼルスが勝利」との見出しでレポート。「ショウヘイ・オオタニはその才能で投手としても野手としてもエンゼルスを興奮させている」、「試合でオオタニを初めて目撃したエンゼルスタジアムの観衆は、特別なものを目にするまでそう長く待つ必要はなかった」と伝えた。

 記事の中でソーシア監督は「彼はいい状態だと思う。彼は自身の才能を分かっている。彼に必要なのはそれを実際に発揮することだ。我々は彼がチームに貢献したいというのはよく分かっている」と語っている。

 また米地元紙「ザ・プレイン・ディーラー」電子版は「ショウヘイ・オオタニがベーブ・ルースになりきるかのような活躍を見せ、13-2でインディアンスに勝利」との見出しで試合を伝えた。

 本塁打を放った直後にも複数のメディアがツイッターで速報。FOXスポーツMLBは「ベストフィーリング。初本塁打おめでとう、ショウヘイ・オオタニ!」と祝福し、ESPNも「LAにようこそ。ショウヘイ・オオタニがエンゼルスタジアムでの初打席で本塁打を打った」と鮮烈な本拠地デビューを歓迎していた。

(Full-Count編集部)

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