中日・松坂、5回3失点で負け投手に 森監督「野手の方が硬くなったかな」

中日・森繁和監督【写真:荒川祐史】
中日・森繁和監督【写真:荒川祐史】

不運な安打もあって8安打を浴び、4209日ぶりの白星は飾れず

 中日の松坂大輔投手が5日、ナゴヤドームで行われた巨人戦で移籍後初先発し、5回3失点で敗戦投手となった。2006年9月26日のロッテ戦以来、4209日ぶりに、NPBで1軍の先発マウンドに上がった。5回を投げて不運な安打などもあり3点を失い、チームも2-3で敗戦した。

 初回、ゲレーロに適時打を許して先制点を奪われると、3回には無死満塁からマギーへの遊ゴロ併殺打の間に勝ち越し点を献上。岡本の遊ゴロを京田が悪送球して、さらに1点を加えられた。

 5回の先頭打者として打順が回った松坂は、代打・藤井が送られてここで降板。5回96球を投げて8安打を浴びながら、粘りのピッチングを見せ、3失点(自責点は2)で凌ぎ、リリーフ陣に後を託した。

 打線がビハインドをはね返せずに、1点差で敗戦。松坂は負け投手となった。試合後、森繁和監督は「そう簡単にはいかないでしょう。そう簡単にいかれたんじゃ困る。苦しんで苦しんでっていうところもあるでしょうし。味方のほうが足引っ張ったりしちゃうと、こういうゲームになってしまう。したくてやるわけじゃないけど、野手の方が硬くなってしまったかなというところがある」と語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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