「無視」に続いて…“仕掛け人”が語る大谷翔平への「冷たすぎる祝福」の意味

二刀流の活躍は喜び「究極的な才能」「いい奴」「最高のチームメート」

 アメフトNFLでは、その日の殊勲者に氷満載のドリンクを背後から浴びせかける「ゲーターレード・シャワー」が恒例化している。メジャーでもヒーローに対するチームメートからの祝福として有名だ。

「サイレント・トリートメント」に続く、「パワーレード・シャワー」という第2の洗礼で大谷を祝福したカルフーンは「自分は自分の仕事をしたまでさ」としてやったりの笑み。今や二刀流のルーキーの大爆発が心からの喜びになっているという。

「今日も素晴らしい活躍だった。素晴らしい投手からホームランを打った。ショウヘイには究極的な才能がある。いい奴だ。最高のチームメートだしね。ここまでの1週間、文句のつけようがないよ」

 クラブハウスでは誰からも愛される“弟キャラ”として、大谷は絶大な人気を博しているようだ。

「チームはどうしてもこのシリーズを取りたかった。開幕2シリーズで2度とも勝ち越せた。プレーオフを目指す上では最高のスタートになったね。ショウヘイはチームに貢献してくれている。このまま活躍してほしいよ」

 メジャー昇格7年目で生え抜きのムードメーカー、カルフーンは最後に真面目な顔で大谷を絶賛した。ア・リーグ西地区では、昨季のワールドシリーズ王者アストロズが6勝1敗と好発進したが、エンゼルスも5勝2敗で2位とスタートダッシュに成功。しかも、12連敗中だったインディアンスから2連勝までもぎ取った。

 その原動力は間違いなく大谷。2015年にはゴールドグラブ賞にも輝いた、いたずら大好きな名手も二刀流の新星をフィールド内外でサポートしていくつもりだ。

(Full-Count編集部)

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