圧倒的な動画再生回数、ロッテドラ3左腕は「猫だまし投法」で飛躍なるか
春季キャンプで悔しい経験も「また考え直せばいい」
さらに2月19日に発表された那覇行きのメンバーの中に、同期入団の安田尚憲、藤岡裕大ら支配下登録のルーキー5人が入った中、山本だけ名前がなかった。
「同期入団なので、悔しい」と話したが、「だからといってどうこうするわけでもない。自分のやるべきことをやって結果を残していければいい。それがダメだったら、また考え直せばいい」とすぐに気持ちを切り換えた。
紅白戦で苦しんだ山本だが、シーズンが開幕してからは2軍戦に2試合に登板して、防御率0.00を記録する(※4月6日現在)。3月30日の西武との2軍戦では、四球を1つ与えたが、1回を無安打無失点に抑えた。
「自分自身、器用な方ではないので、やりくりできるようなタイプではない。出来る限り早く合わせたいですけど、経験を積んでいく事が大事だと思います」。
プロの水に慣れ、自分のペースをつかんだときに“猫だまし投法”の本領を発揮するときなのかもしれない。