牧田和久が世界一軍団MVPを斬った1球に米メディア唖然「重力に逆らう投球」

パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】
パドレス・牧田和久【写真:Getty Images】

8回に緊急登板も1回1安打1奪三振無失点の好投を見せた牧田

 パドレスの牧田和久投手が7日(日本時間8日)、敵地でのアストロズ戦に緊急登板し、1回を1安打1奪三振無失点と好救援した。昨季の世界一軍団MVP・アルトゥーベを空振り三振に斬った一球を米メディアも「まさに重力に逆らう投球」と脱帽している。

 不測の事態にも牧田は動じなかった。0-0で迎えた8回、パドレスは3番手イエーツをマウンドに送ったが、1球を投げたところで降板。サブマリン右腕が緊急登板することになった。先頭・ブレグマンには右前打を浴びたが、続くアルトゥーベは1ボール2ストライクの6球目で空振り三振。最後はコレアを一直に打ち取り、飛び出していた一塁走者ブレグマンもアウト。併殺プレーに仕留め無失点に抑えた。

 圧巻だったのはアルトゥーベを仕留めた直球だ。試合を中継した地元テレビ局「AT&Tスポーツネット」の実況は「まさに重力に逆らう投球です」と大興奮。サブマリンから投じられた地面スレスレのボールは打者の顔付近の高さまで浮き上がり空振りを奪った。

浮き上がる直球に「ライジング・ファストボール」の声

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