大谷翔平を成功に導く名将ソーシアの存在「メジャーで最も賢明な男の一人」

ダイヤモンドバックスでGMを務めていたデーブ・スチュワート氏【写真:編集部】
ダイヤモンドバックスでGMを務めていたデーブ・スチュワート氏【写真:編集部】

大谷に愛情を注ぐソーシア監督は「メジャーで最も賢明な男の一人」

「マイク・ソーシアが率いる球団はどんな球団だろうが、プレーオフ進出の可能性がある。それぐらいの手腕の持ち主だ。彼は偉大な監督だ。独特な手法で、様々な才能を開花させてきた実績がある。大谷にとって間違いなく偉大な師匠になる。そこに疑いの余地はない」

 スチュワート氏はこう語る。現役時代に捕手として活躍したソーシア監督は、選手・指揮官としてワールドシリーズを制覇。これは史上17人目の偉業だった。監督としてはエンゼルス一筋で、天才マイク・トラウト外野手ら生え抜きの逸材を育て上げた実績を持つ。

 メジャー屈指の戦術家として知られるソーシア監督は、大谷の起用に関しても緻密なマネージメントを見せている。「特に6人ローテーションで、彼に正しいフィジカルの状況を与えたいと思っている。日本ではその状況で打っても良かったし、投げても活躍したのだから」と語り、スプリングトレーニングから、起用法についてメディアに対しては慎重な姿勢を示してきた。開幕ロースターや登板日などはギリギリまで公開せず、地元メディアの報道が加熱するのを避けるような配慮を見せていた。

 その一方で、“新星”に対する愛情も惜しみなく注ぐ。開幕シリーズの敵地アスレチックスの試合前にはこんな発言もしていた。

「二刀流だから、ほとんど別の2選手を擁するようなものなんだ。投手ショウヘイと打者ショウヘイ。我々は彼には背番号を2つ与えたいぐらいだったんだよ」

 スプリングトレーニングでは投打両面で修正に苦しみながら、開幕後は大活躍を見せる大物ルーキーには背番号を2つ与えたいと主張。異例の対応が相応しいとまで語り、ねぎらう気持ちを見せていた。

「ソーシアはメジャーで最も賢明な男の一人。メジャー屈指の監督だ。彼の下でメジャーキャリアの最初を過ごせることはオオタニにとっても宝物になると思うよ」

 大谷の才能に惚れ込んだライバル球団の元強化責任者はこう話し、優しい笑顔を浮かべた。身長188センチ、体重100キロの巨体と大きな心で大谷を包み込む名将ソーシア。エンゼルスを選んだ二刀流の決断に、間違いはなかったようだ。

(Full-Count編集部)

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