勝利の方程式で活躍の平野佳寿 球団社長が“予言”「今季途中で守護神も…」

ダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

開幕から10試合で7試合に登板「追い込んだらスプリットで三振を取れる」

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が9日(日本時間10日)、敵地ジャイアンツ戦に登板し、1点を失ったものの今季3ホールド目を記録した。オリックスでは昨季までクローザーを務めたが、開幕前日にトロイ・ロブロ監督からセットアッパーを託された右腕。ダイヤモンドバックスのデリック・ホール社長は日本人右腕の実力を高く評価し、今季途中でクローザー転身の可能性も明らかにしている。

 今季は開幕から10試合で8勝2敗と好スタート。強豪揃いのナ・リーグ西地区で首位を独走するダイヤモンドバックスで平野は存在感を示している。

 この日のジャイアンツ戦では8回から2番手で登場。1失点を許したが、代打サンドバルを速球で空振り三振に斬り取った。

 2014年にパ・リーグでセーブ王に輝いた平野は、昨季防御率1.27のアーチー・ブラッドリー、レイズからトレードで加入したブラッド・ボックスバーガーと勝利の方程式を形成している。

「今年のFA市場の動きは異常だった。まだ実力者がFAで残っている。自分でも説明がつかないほどだが、その中で我々の動きは迅速だった。クローザーと外野手という補強ポイントを埋めることができた。戦力強化資金に限りがある中、三角トレードで外野手ソーザを獲得した。ソーザはあと3年間契約を残している。経済的な負担も軽い上に、若くてスピードもあるし、強肩だ。我々の哲学に合っている。

 そして、ブルペンの補強にも満点をつけたい。ヒラノとボックスバーガーを獲得することができた。日本とアメリカでそれぞれセーブ王の実績を持つ2人を獲得し、早い段階でブルペンを固めることができた。先発5人の顔ぶれはメジャー屈指と言える。そこに平野、ブラッドリー、ボックスバーガーという救援陣が揃ったんだ」

 そう語りながら、本拠地チェース・フィールドで満面の笑顔を浮かべたのはホール社長だった。昨季途中で獲得し、本塁打を量産したJ.D.マルティネス外野手はFAとなり、資金潤沢なレッドソックスに移籍してしまった。代わりに獲得したスティーブン・ソーザ外野手はキャンプ中に肩を故障して出遅れたが、チームは好調そのものだ。

ホール社長が大胆分析「シーズン途中で守護神を務める時もやってくる」

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