大谷翔平、満塁好機でメジャー初三塁打「下位打線の役割を果たしたい」

試合後のインタビューに応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
試合後のインタビューに応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

エンゼルスは5連勝、「チームの雰囲気で打たせてもらっている」

 エンゼルスの大谷翔平が12日(日本時間13日)、敵地ロイヤルズ戦に「8番・DH」で2試合連続スタメン出場し、7回の満塁の場面で自身初となる三塁打を放った。この日は4打数1安打1四球3打点の活躍で打率.346。エンゼルスは7-1で勝利し、5連勝、ア・リーグ西地区首位をキープした。大谷は試合後のテレビインタビューで打撃に手応えを見せつつ、「チームの雰囲気で打たせてもらっている」と話した。

 前日、先制タイムリーを放っていた大谷はこの日の2回2死走者なしで迎えた第1打席は見逃し三振、4回2死一塁で迎えた第2打席は左飛に倒れた。その後、1点リードの6回2死二塁で回ってきた第3打席ではロイヤルズが申告敬遠を選択。そのまま一塁へ向かった。大谷にとっては初の経験となった。

 そして7回、チームがリードを3点に広げた直後の2死満塁の第4打席で、代わったばかりの右腕マウアーの96.7マイル(約156キロ)の速球を捉え、右中間へ走者一掃の三塁打。自身メジャー初の三塁打で大きな3点をもたらした。

 9回1死一塁の第5打席では右腕ヘレラの前に三ゴロに倒れたが、この日も3打点の活躍。同日、5号ソロを含む3安打1打点と活躍したトラウトと並び、チームトップの11打点となった。

 大谷は試合後のテレビインタビューで三塁打となった場面について「追加点を取れるように、しっかり点を稼いで終盤に入れるように(と思って打席に入った)。何とか取れてよかった」と振り返り、打撃について手応えも口にした。一方で凡退となった打席の反省にも触れ、気を引き締めた。

 チームはこれで5連勝。「チームの雰囲気で打たせてもらっている」と話した二刀流右腕は「何とか波に乗って下位打線の役割を果たしたい」と力を込めていた。

(Full-Count編集部)

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