エンゼルスが試合中に“大谷マニア”へ「お静かに」と異例要請 米紙伝える

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷からのリクエストではなく、試合中に球団が配慮

 エンゼルス大谷翔平選手が今季3度目のマルチヒットを放った13日(日本時間14日)の敵地ロイヤルズ戦で、大声援を送るファンに試合中エンゼルスが異例の“お願い”を行ったという。米全国紙「USAトゥデー」電子版が伝えている。

 記事によれば、エンゼルス側ダグアウト後方に座っていた3人の日本人女性交換留学大学生が、大谷が打席に入るたびに大声援を送っていたという。この日の入場者は1万5011人と少なかっただけに、どうやら女子大生の黄色い声援は球場に響いていたようだ。試合中に警備員が静かに応援するように伝えたという。

 だが、これは大谷自身からのリクエストではなく、球団からの要請だったそうだ。大谷は声援に感謝しつつも、打席で集中できるように配慮してくれた球団にも感謝したという。

 ファンの声援と球団の配慮に後押しされた23歳は、メジャー初二塁打を含む2安打を記録し、チーム6連勝に大きく貢献した。先発マウンドに上がる15日(同16日)は気温2度の冷え込みが予想されるが、周囲のバックアップに応えるためにも3連勝を掴み取りたい。

(Full-Count編集部)

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