MLBに旋風を巻き起こす大谷翔平 並み居る強打者を凌駕する驚異の成績

長打率.767も”メジャートップ超え”、打率.367はメジャー全体で4位に相当

 出塁率は.424で、17位のフィリーズのセザール・エルナンデスと同じだが、大谷は11安打のうち3本が本塁打、そして二塁打と三塁打が1本ずつ。長打率は驚愕の.767だ。MLBトップに位置するブレーブスのオジー・アルビーズの.703を遥かに上回っている。

 打率.367もメジャーリーグ全体で4位(25打席以上の打者では8位)に相当する。規定打席到達者の1位はツインズのジョー・マウアー(.412)、2位がマリナーズのロビンソン・カノ(.405)で、3位はカージナルスのホセ・マルティネス(.373)となっている。実際の4位以下はブレーブスのライアン・フラハーティ(.366)、レッドソックスのハンリー・ラミレス(.362)と続く。

 11打点はメジャー全体で20位タイとなる。トップのホセ・マルティネス、ハンリー・ラミレス、パイレーツのグレゴリー・ポランコ、マリナーズのミッチ・ハニガーの15打点とは、4打点しか離れていない。3本塁打も全体で20位タイとなっている。これも出場試合数が少ないことを考えれば驚異的な数字と言える。

 数々の強打者、好打者がいるメジャーの舞台でも、際立つ活躍を見せている大谷翔平。まだシーズンは始まったばかりで、先は長い。投打で本場のファンも魅了する二刀流は、今後どれだけの活躍を見せてくれるか、楽しみだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY