Dバックス社長が菊池雄星獲りの可能性言及 単独インタで「補強リストに存在」

西武・菊池雄星【写真:編集部】
西武・菊池雄星【写真:編集部】

日本人選手を追い求める原点、「インパクトを忘れていない」

 かつてドジャースの広報部長を務めたホール氏。日本人投手獲得に執念を傾けるのには理由がある。

「私はいつでも日本人投手を獲得したい。ドジャースのヒデオ・ノモがアメリカにもたらしたインパクトを忘れていない。あのトルネード。彼は私の人生で最高の存在だった。サイトウさんは故障で苦しんだが、ここでヒラノさんを獲得できた。来季以降も日本人選手獲得の流れを継続したい」

 1995年にドジャースに移籍した日本人メジャーリーガーのパイオニア、野茂英雄投手が快刀乱麻の好投で全米を熱狂させた姿が今でも脳裏に鮮明に刻まれている。

「今年は私も日本に向かう。ヘイゼン、ゴンゾ、ランディとともに直接視察する計画だ。あのホスピタリティ、礼儀正しさは他の国で存在しない。私は日本を愛している」

 敏腕で鳴らすマイク・ヘイゼンGM、社長付き補佐を務める球団レジェンドのルイス・ゴンザレス、ランディ・ジョンソン両氏とともに、8月に来日予定だという。東日本大震災の被災地との絆も忘れていないDバックス。菊池ら未来のメジャーのスター候補を首脳陣総出で視察することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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