大谷翔平は「日本の漫画の実写版」 LA紙特集で「MAJOR」の茂野吾郎と比較!?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

投打での活躍は「空想の領域」だったが…「23歳の男が実写版で登場した」

 17日(日本時間18日)の本拠地レッドソックス戦で自身3度目の先発マウンドに上がるエンゼルスの大谷翔平投手。ここまで投打に快進撃を続ける二刀流のスーパースターについて、米メディアからは「まるで漫画の主人公」という声が挙がっている。

「エンゼルスのショウヘイ・オオタニは日本の漫画の実写版」と特集したのは、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」。日本のアニメ・漫画文化は海外でも絶大な人気を誇るが、メジャーを席巻する「Shohei Ohtani」は、そんな漫画の世界の住人だというのだ。

「投げて、打つ野球選手というコンセプトはしばらくの間、空想の領域での存在だった。その可能性を夢見ていた同じ国から、23歳の男が実写版で登場したのだ」

 投げては2戦2勝、13イニングで18奪三振、防御率2.08、打者としても8試合で打率.367、11打点、3本塁打、OPS(出塁率+長打率)1.191という衝撃的な成績を残している二刀流は、アニメの世界をも超越する存在になりつつあるという。

 特集では「もしも、オオタニが現代野球で初の二刀流選手として成功するのなら、彼は漫画本の基準から見ても、信じられない偉業を果たすことになる」と指摘。大谷自身も読者として知られる野球漫画「MAJOR」の主人公、茂野吾郎との共通点を紹介している。

 ともにアナハイムを本拠地とする球団でプレーし、100マイル(約161キロ)の豪速球の使い手という2点に加え、「オオタニは想像上の投手とマンガ級の才能以上のものを共有している。彼らと同じように、彼(大谷)は野球以外の事柄に一切の興味を示さない。彼らのように、野球に対する子供のような情熱を維持しているのだ」と指摘。ストイックな大谷の凄まじいまでの“野球愛”も紹介している。

 メジャーで二刀流の道を歩み続ける大谷――。漫画でもありえないような投打の爆発で、全米を沸かせている。

(Full-Count編集部)

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