大谷翔平、2回3失点で初黒星 プホルスも退場、エンゼルス大敗で連勝7で止まる

メジャー初黒星を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
メジャー初黒星を喫したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷「マメの影響」で降板、レッドソックスはベッツが3発大暴れ

 エンゼルスが17日(日本時間18日)の本拠地レッドソックス戦で1-10と大敗した。メジャー3試合目の先発登板に挑んだ大谷翔平が右手のマメの影響で2回3失点で降板。大量リードを許した5回には主砲プホルスが審判の判定に不満の色を見せて退場処分となった。大谷はメジャー初黒星。対するレッドソックスは先発のプライスが5回1失点の好投で2勝目(1敗)。1番打者のベッツが3本塁打と大暴れした。

 ア・リーグ西地区首位のエンゼルス、同東地区首位のレッドソックスの注目の3連戦初戦。二刀流で大活躍する大谷の先発も影響し、エンゼルスタジアムには今季最多4万4822人のファンが詰めかけた。この数は1998年にスタジアムが改装されてから2番目の多さとなった。

 しかし試合はエンゼルスファンが沈黙する展開に。大谷はスライダーやスプリットなど変化球の制球に苦しみ、先頭のベッツに左中間へ先頭打者弾を被弾。2回も1死からブラッドリーに右前安打、バスケスに四球で1死一、二塁とすると、ホルトの左前適時打、無死満塁からベニンテンディの犠飛で2失点を喫した。2回で66球を投じ、4安打2四球3失点で自身メジャー最短降板となった。

 エンゼルスは2番手のバードも3回に5失点するなどレッドソックス打線を止められず、計10失点。打線も3回にプホルスのタイムリーで奪った1点にとどまった。そのプホルスも5回の打席で審判のストライクの判定に不服の色を見せて退場処分となるなど、最後まで流れを引き寄せることができなかった。

 エンゼルスはこれで連勝が7でストップ。大谷は3登板目でメジャー初黒星を喫し、2勝1敗、防御率は3.60となった。

(Full-Count編集部)

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