荒れた“スプリット”見極め大谷を攻略 先頭打者弾ベッツ「彼を追い詰めた」
ア・リーグ東地区を独走するレッドソックス打線は大谷に襲いかかった。初回、先頭打者のベッツはフルカウントから7球目の真ん中低めの時速97.4マイル(約157キロ)の速球をレフトスタンドに叩き込んだ。
大谷の能力を称賛も「自分たちを評価すべき」
「彼はスプリッターでストライクを取ることができなかった。我々はそれを見送ることでいい仕事をした。そして、彼を追い詰めた。投げたくないボールを投げさせることができたんだ」
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この日、いつものような制球を欠いたスプリットをレッドソックス打線はことごとく見送った。カウントを悪くした大谷は追い込まれ、直球を弾き返された。
それでも、ベッツは乱調に終わった大谷の実力を称えていた。
「自分たちを評価すべき。いい打者がいて、いい仕事をしている。彼を追い詰めたんだ。彼のボールは良かった。100(マイル=約161キロ)のボールを投げていた。90マイル(約145キロ)のスプリッターもスライダーも、カーブも投げる。彼は全てを持っているんだ」
今季14勝2敗と絶好調のレッドソックス打線に胸を張ったというベッツ。足の故障から復帰初戦で3打数3本塁打の大爆発。メジャー屈指の5ツールプレーヤーは、エンゼルスとの“ア・リーグ頂上決戦”で輝きを放った。
(Full-Count編集部)