イチロー、正左翼手復帰もメジャー残留 マ軍GM「依然プレーする力ある」

マリナーズ・イチロー【写真:田口有史】
マリナーズ・イチロー【写真:田口有史】

ギャメル復帰でマリナーズは外野手5人態勢へ

 マリナーズは18日(日本時間19日)、腹斜筋の負傷により故障者リスト(DL)入りしていた正左翼手のベン・ギャメルのロースター入りを発表した。同選手は18日(日本時間19日)のアストロズ戦で「7番・左翼」でスタメンに名を連ねた。

 一方で、左腕アリエル・ミランダ投手のマイナー降格が決定。一部の現地メディアがイチロー外野手のロースターから外れる可能性を報じていたが、ジェリー・ディポトGMがすでに示唆していた通り外野手については選手層を厚くし、ハニガー、ゴードン、エレディアを含め5人体制とした。イチローは同日のアストロズ戦はベンチスタートとなっている。

 また、現地でレポーターなどを務めるジェサミン・マッキンタイヤー氏は自身のツイッターで、ディポトGMが地元ラジオ局「710 ESPNシアトル」でイチローの存在を高く評価したことをレポート。同GMは「彼の振舞い方、存在感、そして他の選手に対する寛大さ。このクラブハウス内で誰よりも多くのことを成し遂げてきた選手だから若手の選手へも最も影響力がある。彼は若手選手たち一人一人と、ポジティブな形で(これまでずっと)接してきたんだ」と話し、ギャメル復帰に伴うイチローの出場時間について「イチローはまだプレーすることを望んでいて、依然として、その力も残されている。そのことは、はっきりと確信を持っているよ。(出場は)チャンス次第だということさ」と語っているという。

(Full-Count編集部)

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