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中日、またモヤ活躍に森監督「ここまでやるとは」 初勝利の鈴木博は「区切り」

中日が2試合続けての逆転勝利で、広島に連勝した。21日、本拠地ナゴヤドームで行われた広島戦。同点で迎えた8回に、前日に昇格即4安打3打点と活躍したスティーブン・モヤ外野手が来日初本塁打となる決勝弾を放つと、8回2死からマウンドに上がったドラフト1位ルーキー鈴木博志投手が初の回跨ぎで1回1/3を無失点に封じてプロ初勝利をあげた。

中日・森繁和監督【写真:荒川祐史】
中日・森繁和監督【写真:荒川祐史】

ドラフト1位ルーキー鈴木博は初の回跨ぎで、指揮官「田島は3連投になってしまう」

 中日が2試合続けての逆転勝利で、広島に連勝した。21日、本拠地ナゴヤドームで行われた広島戦。同点で迎えた8回に、前日に昇格即4安打3打点と活躍したスティーブン・モヤ外野手が来日初本塁打となる決勝弾を放つと、8回2死からマウンドに上がったドラフト1位ルーキー鈴木博志投手が初の回跨ぎで1回1/3を無失点に封じてプロ初勝利をあげた。

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 緊迫した接戦を制した。初回、先発のジーがいきなり先制点を奪われたが、すぐに京田、モヤの安打、平田の適時二塁打で同点に追いついた。2回に勝ち越されたものの、5回に大島の適時打で再び同点。6回にジーがバティスタにソロを浴びて再び勝ち越しを許したが、7回2死一塁で代打・阿部が適時二塁打を放って三度同点に追いついた。

 そして8回。2死で打席に入ったモヤが、広島のセットアッパー・ジャクソンのスライダーを捉え、右翼スタンドへの勝ち越しソロ。来日初本塁打が決勝弾となった。前日も4安打3打点と活躍した助っ人の連日の活躍に、森繁和監督も「ビシエドの代わりを十分補ってくれている以上に、いいところで打ってくれた。昨日は昨日で、今日は今日なんで、ちょっと驚いていますけどね。ここまでやるとはね。これからがちょっと心配です、逆に」と、指揮官自身が獲得に注力したにも関わらず、驚きを隠せなかった。

 劇的な決勝弾を呼んだのは、ルーキーの力投だった。8回表。2死二塁、代打・鈴木誠也を迎えたところで、指揮官はドラフト1位ルーキーの鈴木博志をマウンドへと送った。その右腕が、鈴木誠也を見事に空振り三振に仕留め、8回の攻撃へと道筋を作った。勝ち越した後の9回も鈴木博は続投。三者凡退に仕留めて、見事、プロ初勝利をマークした。

 守護神の田島もいる中で、初の回跨ぎで9回も続投させた森監督。その意図を「イニング跨ぎは、いつかはやらないといけないというのはあった。田島もいましたけど連投していましたし、今日で3連投になってしまう。もしかしたら同点のまま延長ということも考えた。跨ぎでいくというのはブルペンでも言われていたと思いますし、1点入ったけど、本人は行くつもりでいたと思いますので。そのままいって、もし間違って点を取られても、延長に入れば田島もいるというラクな気持ちの方が、彼にもいいだろうということでそのまま行かせました。苦しい展開でしたけど、これで一つ区切りがついてね、彼もいい方にいってくれれば、チームとしては勢いに乗れる」と説明した。

 連日の逆転勝利で、敵地マツダスタジアムでの開幕3連戦で3タテを食らった広島に2連勝とした中日。試合後、森監督は「2つ勝たないと3つはない。チャンスがあるうちは、そこ目掛けて向かっていく」と広島へのリベンジに燃えていた。モヤの昇格とともに、勢いを取り戻しつつある中日。このまま一気に上昇気流に乗っていけるだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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