「投」の東&京山に「打」の神里、若手抜擢でDeNA躍進 セ新人王レース序盤戦

打者は…DeNA神里は初回先頭打者プロ入り初本塁打を記録

 打者成績。記録は4月20日まで。

神里和毅(De)17試69打18安1本3点8盗 打率.261
佐野恵太(De)7試7打0安0本1点0盗 打率.000
宮本秀明(De)7試1打0安0本0点2盗 打率.000
楠本泰史(De)9試11打0安0本0点2盗 打率.000
坂倉将吾(広)1試2打0安0本0点0盗 打率.000
植田海(神)11試4打0安0本0点0盗 打率.000
島田海吏(神)1試0打0安0本0点0盗 打率.000
吉川尚輝(巨)19試76打20安0本4点3盗 打率.263
大城卓三(巨)12試18打5安1本2点0盗 打率.278
田中俊太(巨)13試11打3安0本0点0盗 打率.273
廣岡大志(ヤ)15試52打13安1本8点0盗 打率.250
大村孟(ヤ)7試6打1安0本0点0盗 打率.167

 新旧交代が進む巨人では、2016年ドラ1の吉川尚輝が二塁手に固定されている。

 DeNAは、野手でも思い切って新人を起用している。昨年ドラ2の神里和毅を開幕から1番打者で起用、4月12日の巨人戦では初回先頭打者プロ入り初本塁打という派手な活躍。チーム躍進の牽引車になっている。

 巨人ではドラ3の大城卓三が、小林誠司に次ぐ2番手捕手として起用され、自慢の打撃を披露。これに刺激されたか、2年連続打率最下位の小林が打率.386と奮起するなど相乗効果も生まれている。

 昨夏の甲子園で強打の捕手として注目され、ドラフト1位で広島に入団した広陵高の中村奨成は、2軍の正捕手として起用されている。打率は.194ながら早くも2本塁打。こうした選手たちが1軍に抜擢されれば、新人王争いはさらに激しさを増す。今後も注目したい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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