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イチロー“残留”に地元メディア辛口「避けられないこと先送りしただけ」

マリナーズは22日(日本時間23日)、控え外野手のギレルモ・エレディアを傘下3Aに降格させた。この日、先発マウンドに上がったエラズモ・ラミレスを登録させるための措置だったが、戦力外の可能性が予想されていたイチロー外野手は“残留”。この措置に対して、地元メディアやファンの間から大きな反発が生まれている。

マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
マリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

控え野手は3枠「エレディアが持つスキルの方が合っている」

 マリナーズは22日(日本時間23日)、控え外野手のギレルモ・エレディアを傘下3Aに降格させた。この日、先発マウンドに上がったエラズモ・ラミレスを登録させるための措置だったが、戦力外の可能性が予想されていたイチロー外野手は“残留”。この措置に対して、地元メディアやファンの間から大きな反発が生まれている。

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 この日、敵地レンジャーズ戦に「6番・右翼」で先発出場したイチローは、3打数2安打2四球と4度の出塁に成功し、存在感を光らせた。これで打率は.250まで上昇したが、試合前の打率は.212と低迷。一方で3A降格となった27歳の右打ち外野手エレディアは打率.310と絶好調で、一部の地元メディアはイチローの戦力外を予想したほど。MLB公式サイトによれば、ジェリー・ディポトGMはイチローの存在感を評価すると同時に、直近の10試合で左投手との対戦が少ないスケジュール上の“都合”も理由に挙げ、エレディアをマイナー戦に出場させて好調を保つ選択をしたと明かしている。

 地元ラジオ局「ESPNシアトル」公式サイトでも、この“決断”について特集。1999年から番記者としてマリナーズ取材を続けているシャノン・ドレイヤー記者は、イチローのチームに対する影響力や貢献度の大きさを認めながらも、エレディアを降格させた一方でイチローを残留させたことに疑問を呈した。さらに「この日の決定は避けられないことを先送りしただけ」と、背番号51が戦力外通告されることは不可避だと示唆。「ロースターに1枠余裕があれば、常にいい影響力を持ち、代打とたまに先発できるイチローは美しくハマる。だが、控え野手が3枠しかない中で、エレディアが持つスキルの方が合っていることに議論の余地はない。マリナーズがロースター登録の奇策を思いつかない限り、遠くない将来に私たちは(イチロー戦力外を)目撃することになりそうだ」と冷静に分析した。

 記事では、スコット・サービス監督の「エレディアは戻ってくる」という力強い言葉を紹介する一方で、クラブハウスを去る前にエレディアがイチローとハグをして挨拶したエピソードもリポート。現在マリナーズが置かれている微妙な状況を伝えた。

 エレディアは最短で10日後の5月2日(日本時間3日)に1軍再昇格が可能となる。この時、マリナーズ首脳陣がどんな判断を下すのか。再び注目を集めることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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