大谷効果は絶大!? エンゼルスがリーグNO1観客動員数 ヤンキースを凌駕

ファンにサインするエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ファンにサインするエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

1試合平均3万8905人で世界一アストロズを抑えて1位

 投打に渡る活躍で全米にセンセーションを巻き起こしているエンゼルスの大谷翔平選手。二刀流スターの誕生に、本拠地エンゼルスタジアムも大谷効果に沸いている。エンゼルスは今季、ホーム開催試合の総入場者数と1試合平均入場者数で、ともにア・リーグ首位に立っていることが明らかになった。

 現在、北米4大スポーツで最も人気がある選手の呼び声も高い「Shohei Ohtani」。二刀流のスーパースターは、アメリカ人にとっても見逃せない存在となっているようだ。

 MLB公式サイトによると、エンゼルスは21日(日本時間22日)時点でア・リーグ最高の集客数を誇っている。ホーム11試合終了時点で総観客数は42万7960人で第1位。シーズン序盤に悪天候で集客面の不利を受けたヤンキースは11試合で40万9573人を集めて2位。3位は12試合消化のレンジャーズが34万3778人で続いている。

 平均入場者数でもエンゼルスはリーグトップに輝いている。1試合平均で3万8905人を誇り、2位につける昨季世界一アストロズの3万7289人を凌いでいる。3位はヤンキースの3万7234人だった。

 エンゼルスが今季最多入場者を記録したのは17日(同18日)の本拠地レッドソックス戦だった。この日先発マウンドに上がった大谷は、右手にできたマメの影響で2回3失点で初黒星。平日ナイターにも関わらず、4万4822人を集める超満員となっていた。

 本拠地初登板となった8日(同9日)アスレチックス戦では7回1安打12奪三振無失点という圧巻のピッチングを見せたが、この試合も観衆4万4742人で満員状態だった。エンゼルスタジアムの収容可能人員は4万5050人。大谷の登板試合はいずれも99パーセント以上という衝撃的な集客率を叩き出しており、背番号17の人気は爆発的だ。

 一方、ナ・リーグは前田健太投手の所属するドジャースが圧倒的な人気を誇っている。収容可能人数5万6000人というメジャー最大級のドジャースタジアムでは、11試合で総観客数52万2257人、1試合平均4万7478人をマーク。いずれも両リーグでダントツトップとなっている。

(Full-Count編集部)

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