侍ジャパンU-15代表監督に清水隆行氏就任　コーチに元メジャー高橋尚成氏

清水監督が意気込みのコメント「日本野球の将来のため…」

　NPBエンタープライズは27日、今年8月10～19日にパナマで開催される「第4回WBSC U-15ワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-15代表のコーチングスタッフを発表した。

　代表監督には、元巨人の清水隆行氏、コーチには同じく元巨人でメジャーでも活躍した高橋尚成氏、徳元敏氏（東練馬リトルシニア）、堀田将司（愛知港ボーイズ）が就任した。

　代表選手の選考は、5月に関東（12日）、関西（19日）九州（26日）の3会場でトライアウトを経て決定する。

　清水監督は「U-15代表監督就任に身の引き締まる思いです。私自身初めての海外での指揮で、長期の大会となりますが、U-15カテゴリーで初の世界一をチームの目標に掲げ、コーチ陣と一丸となって戦います。日本野球の強さを世界に示すだけでなく、日本野球の将来のため中学硬式野球5リーグの結束がより強固なものになるよう、大会を通じて職務を果たしていきます」と意気込みのコメントを寄せた。

　また、高橋コーチは「昨秋のアジアチャレンジマッチに続きこのような機会をいただけたこと、大変光栄に感じています。可能性を秘めた原石の集まりですので、能力を最大限高められるよう指導にあたります。U-15日本代表の新たな歴史を築けるよう監督をサポートし、チーム一丸となって頑張ります」とコメントした。

「第4回WBSC U-15ワールドカップ」には12の国と地域が参加。グループBに組み分けされた日本は、キューバ、オーストラリア、オランダ、ドミニカ共和国、南アフリカと戦い、決勝リーグ進出を目指す。