大谷翔平、ヤ軍剛腕の内角156キロに衝撃弾 敵将称賛「グレートなスイング」

4号ホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
4号ホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

剛腕セベリーノから先制の4号ソロ

 エンゼルスの大谷翔平選手が27日(日本時間28日)、本拠地でのヤンキース戦に「5番・DH」でスタメン出場したが、左足首の軽度の捻挫で途中交代となった。エンゼルスは延長10回の末に3-4で敗北。しかし二刀流右腕は先制の4号ソロを放ち、敵将から「グレートなスイング」と称賛されている。

 大谷は0-0で迎えた2回1死の第1打席で剛腕ルイス・セベリーノの97マイル(約156キロ)の内角速球を強振。弾丸ライナーで右翼スタンドに運んだ。衝撃の一発に本拠地は大歓声に包まれ、相手ベンチにいた田中将大投手も思わず苦笑いを浮かべた。

 その後、第2打席での二ゴロの間に左足首を痛め、第3打席に立たずに交代。試合も延長戦の末に競り負けた。それでもこの日の一発は名門球団にも衝撃を与える結果となり、試合後、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は地元メディアの取材に「グレートなスイングだった」と絶賛。「(セベリーノの)球はコーナーに決まっていた。97、8マイルの球を打ち、フェアにしたんだ。素晴らしいスイングだったよ。悪い球ではなかった」と驚いた様子で話した。

 大谷は4月6日(同7日)のアスレチックス戦以来となる一発。また、現時点でメジャーで4本塁打以上を放っている74選手のうち、打数はリアルミュートの「31」に次いで2番目に少ない「44」。この日の負傷で一抹の不安を残したが、打撃ではまたもインパクトを残す形となった。

(Full-Count編集部)

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