米メディアもガッカリ…大谷VS田中はお預けの可能性「対戦は危機的状況に」

試合前に談笑する田中将大(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】
試合前に談笑する田中将大(左)と大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は左足首の軽い捻挫で途中交代

 27日(日本時間28日)本拠地ヤンキース戦で左足首をひねり、途中交代したエンゼルス大谷翔平選手。第1打席には右翼席に突き刺さる4号先制ソロを放っていただけに、第3打席に代打を送られた時の衝撃は大きかった。試合後、ソーシア監督は「今後は明日以降の状態を見て」と話したが、場合によっては28日(同29日)のヤンキース田中将大との“日本人対決”はお預けとなる可能性も。これを受け、米メディアでも速報の見出しに「田中VS大谷対決は危機的状況に」といった文字が躍った。

 日本人対決を心待ちにしていたのは、日本のファンやメディアだけではなかったようだ。第2打席で一塁へ全力疾走した際にベース上で左足首をひねった大谷は、第3打席に代打を送られて途中交代した。ソーシア監督は「大事をとっての交代だった」と話したが、28日(同29日)以降の試合出場は患部の状態を確かめてからの判断となる。これに伴い、シリーズ第2戦に実現する可能性が高かった大谷VS田中の日本人対決も、実現が危ぶまれることに。MLB公式サイトでは「田中VS大谷対決は危機的状況に」、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」公式サイトでは「エンゼルス大谷はヤンキース田中と対決しない可能性も」、米Yahoo!ニュースでも「大谷は田中との対決を見送るかも」と題した速報を掲載。日本だけではなく、アメリカでも高い注目を浴びていたことを伺わせた。

 ヤンキースのユニホームを身にまとった田中と、エンゼルスの打者・大谷の真剣勝負を見たいのは山々だが、まだシーズンは1か月を過ぎたばかり。5月1日(同2日)に予定される次回登板も含め、チームがどんな判断を下すのか注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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