大谷スタメンせず田中との対決は微妙に　ソーシア監督「代打で出るかも」

大谷のDL入りは「今の時点では考えてない」

　エンゼルスの大谷翔平が28日（日本時間29日）の本拠地ヤンキース戦でスタメンを外れた。前日の試合で負った左足首の捻挫の影響。一方、マイク・ソーシア監督は試合前に代打で起用する可能性を否定しなかった。

　田中将大投手がヤンキースの先発マウンドに上がる一戦。大谷との対決も大きな注目を浴びていたが、二刀流右腕はスタメンを外れた。前日のヤンキース戦で4号ソロ本塁打を放った後の2打席目で二ゴロの間に左足を負傷。第3打席で代打を送られ、途中交代となっていた。

　この日の試合前、ソーシア監督は大谷の状態について「現時点では痛みが少しあるけど、対処できる痛みで日ごとにみてみるつもり。火曜日の（先発）登板はまだわからない」と説明。故障者リスト（DL）入りについては「今の時点では考えてない。日ごとに見てみる」とした。

　一方、この日の起用については「状態が良ければ代打として出るかもしれない」とコメント。また、大谷と田中の対決が実現しない可能性が高いことについて、指揮官は大谷の打撃の好調ぶりに触れた上で「がっかりする気持ちはもちろんある」としながら、「でも、これが大リーグの現実。こういう日もあるということ」と語った。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）