カブス遊撃手が美技で同点危機救う　ファン驚嘆「彼は毎日神モードだ！」

4回2死三塁の失点危機で疾風のようにスライディングキャッチ

　スーパー守備の常連・カブスのハビエル・バエス内野手が、また魅せた。28日（日本時間29日）の本拠地ブルワーズ戦で華麗なスライディングキャッチからのストライク送球で、チームの同点危機を救った。何食わぬ顔で淡々と美技を繰り出したバエスに、ファンからは「神モード」の声が上がった。

　カブスが1点を先制した直後の4回表。ブルワーズは先頭ケインの二塁打などで2死三塁と絶好の得点機を迎えた。ここで打席に立ったのは4番サンタナ。カブス先発キンタナの2球目カーブを捉えると、打球は二遊間へ。そのままセンター前に抜ける同点タイムリーになるかと思いきや、疾風のように現れたのがバエスだった。

　遊撃を守っていたバエスは、打球に向かって快足を飛ばすと、スライディングしながら小脇に抱えるようにキャッチ。体を反転させて立ち上がると、一塁へ矢のようなストライク送球で見事アウトに仕留めた。

　これに敵地で試合を中継する「FOXスポーツ・ウィスコンシン」の実況は、「バエスがスライディング、止めました。なんてプレーだ。ドミンゴ・サンタナから適時打を奪いました。ハビエル・バエスが美技を披露しました」と興奮気味に伝えた。

　カブスの公式ツイッターは、当然のスーパープレーとばかりに「ハビー」とバエスの呼び名だけを添えて動画を公開。すると、ファンからは「彼の素晴らしいプレーは見ていて飽きないね」「彼は毎日神モードだ！」など称賛の声が相次いだ。

　バエスの神モードは、しばらく続きそうだ。