期待高まる日ハム清宮の1軍デビュー、これまでの大打者のデビュー戦は?

日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】

1軍デビューが近づく清宮幸太郎

 出遅れていた日本ハムのドラフト1位ルーキー清宮幸太郎が1軍デビューする可能性が高まっている。

 清宮幸太郎の2軍成績は15試合50打数11安打4本塁打11打点。打率.220だが、4月20日に初本塁打を打ってから4本塁打と調子に乗ってきた。15試合で11打点と勝負強さの片りんを見せた。中学時代から注目されてきた、大物スラッガーのデビュー戦への期待がかかる。

 過去、野球史に名を残した大打者たちは、どんなデビュー戦を飾ったのだろうか?

〇ベーブ・ルース
1914年7月11日・インディアンス戦(フェンウェイパーク)
19歳。9番投手で先発。7回8被安打1奪三振、無四球、自責点2で初勝利。打者としてはインディアンス左腕ウィリー・ミッチェルの前に2打数無安打1三振。代打を送られて交代する。初安打はこの年10月2日のワシントン・セネターズ戦の二塁打だった。初本塁打は翌1915年5月6日のヤンキース戦。9番投手で先発し、右腕ジャック・ウォロップから記録。

〇川上哲治
1938年5月1日・阪急戦(甲子園球場)
18歳。熊本工業から左腕投手として入団したが、デビューは6番一塁手。2打数0安打で先輩の永沢富士雄と交代する。初安打は5月14日、鳴海球場でのイーグルス戦。亀田忠から。初本塁打は10月1日、西宮球場での南海戦。政野岩夫から。

長嶋、王らのプロデビューは…

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