MLB公式、大谷「驚きの1か月」特集 米ファン「日本では本物の神に違いない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ファンの心を鷲掴みにした4月は「1か月をはるかに上回るほどのもののよう」

 エンゼルスの大谷翔平投手はメジャーデビュー後、投打に渡りセンセーショナルな活躍を見せている。MLB公式サイトでは、二刀流のスーパースターの衝撃の1か月間をデータを使って特集。地元ファンからは「日本の神」「史上最高」などと称賛の声が上がっている。

 ベーブ・ルース以来の二刀流として、噂に違わぬ大活躍でメジャーの主役の1人となった大谷。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「驚きと共にショウヘイ・オオタニのMLBでの最初の1か月を振り返る時がやって来た」とのタイトルで特集記事を掲載し、その活躍をあらためて振り返っている。

「ショウヘイ・オオタニがメジャーリーガーとなって1か月が経った。しかし彼のもたらした歓喜と驚きは、1か月をはるかに上回るほどのもののようである」

 特集ではファンの心を鷲掴みにした活躍をこう称賛している。

 そして、4月に輝きを放った大谷の投打の活躍をデータで紹介。投手としては4試合登板で20回1/3を投げ、防御率4.43、3被弾、26奪三振。そして、ファストボールの最速は101マイル(約163キロ)を計時したが、これはメジャー2位の数値だったことも特筆している。記事によると、ボールの内訳はファストボールが44.7%、宝刀スプリットが30.3%、スライダーが22.2%、カーブが2.9%だったという。

 また、打者・大谷の4月の成績は打率.341、出塁率.383、長打率.682、OPS.1.065という凄まじいもの。特集では、12試合出場で4本塁打、15安打を放ち、打ち返した最速のファストボールは97.2マイル(約156キロ)だったと紹介。その上で「面白そうだから、彼をチームメイトのマイク・トラウトと比較してみよう。オオタニの為に更にハードルを上げて、新人王を獲得した2012年のトラウトの最初の12試合分の成績を見てみようではないか」と、同僚のスーパースター、マイク・トラウト外野手の2012年4月の成績と比較している。

ファンも絶賛「ここまでの彼を見ることは至福」

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