大谷、痛烈ゴロを一塁手失策で出塁 次打者の二塁打で一塁から快足飛ばし生還

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第2打席は痛烈ゴロを一塁手が捕球できず、走塁でも足首の不安も払拭

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地オリオールズ戦に2試合連続で「5番・DH」でスタメン出場し、4回の第2打席は相手失策で出塁。次打者の二塁打で一塁から一気に生還し、貴重な追加点をもたらした。

 エンゼルスは1点を追う初回にトラウト、プホルスのソロ本塁打で2-1と逆転。大谷はその直後の第1打席、2ストライクから右腕バンティの直球を捉えたが、中堅ジョーンズがフェンス手前で捕球した。

 第2打席は1点リードの4回1死走者なしの場面。バンディの直球を捉えると右方向への痛烈なゴロに。一塁手のデービスがグラブに当てるも捕球できずに、大谷は一塁を駆け抜けた。強い打球だったが、記録は失策。すると、直後にシモンズのレフトへの二塁打が飛び出し、大谷は一塁から一気に生還。最後は本塁へ滑り込んだ。

 左足首捻挫で2試合を欠場していた大谷は、1日(同2日)の試合で復帰。第2打席で左翼線への二塁打を放っていた。そして、この日は2試合連続でスタメン出場し、この場面では一塁から快足を飛ばして一気に生還。足首の不安を完全に払拭した。

 大谷はこの日発表されたア・リーグの月間最優秀新人に選出。4月は打者として16試合出場で打率.341、4本塁打、12打点、投手としても4登板で2勝1敗、26奪三振、防御率4.43と投打二刀流で活躍していた。

(Full-Count編集部)

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