大谷翔平、清宮を祝福 デビュー戦初安打は共に岸から「僕はたまたま。清宮は捉えた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷のプロ初安打は2013年3月29日の西武戦で、岸から右翼線への二塁打

 投打“二刀流”でセンセーションを巻き起こしているエンゼルスの大谷翔平投手。4月の月間最優秀新人に選ばれるなど、順調な活躍を見せているが、古巣の日本ハムでは、大谷と入れ替わるように入団したドラフト1位ルーキーの清宮幸太郎内野手が、ついにデビューを飾った。

 2日の楽天戦で「6番・DH」でプロデビュー戦を迎えた清宮。2回の第1打席で楽天先発の岸孝之が投じた145キロの直球を捉えると、中堅フェンス直撃の二塁打を放った。その後の2打席は凡退し、デビュー戦は3打数1安打の成績だった。

 日本ハムの未来を担う大砲、自身の“後継者”として期待される清宮のデビューについて問われた大谷は「いいスタートが切れておめでとうございますというか、いいスタートが切れてよかったんじゃないかなと思います」とコメントした。

 大谷のプロ初安打は2013年3月29日の西武戦で5回に放った右翼線への二塁打。奇しくもこの時の投手も、西武に在籍していた岸で、「僕はたまたまヒットを打った感じでしたけど、(清宮は)見た感じしっかり捉えたなと思うので、素晴らしいヒットだったんじゃないかなと思います」と語った。

3日の楽天戦では、清水の逆転満塁弾への口火を切る右前安打を放った清宮。3打数1安打でデビュー戦から2試合連続安打とした日本ハム期待の大砲。大谷の歩んできたような“出世街道”を進めるだろうか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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