大谷翔平、3勝目を挙げた“魔球”に米驚愕 「突然、急降下」「邪悪だ!」

7回途中2失点で3勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
7回途中2失点で3勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

スライダー、カーブなどを駆使し6回0/3を投げ6奪三振を奪った

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、3勝目(1敗)を挙げた。初回に相手のキーマンを空振り三振に仕留めて勢いに乗った大谷だが、MLB公式ツイッターでは好調マリナーズ打線が次々に空を切った大谷の魔球を動画で公開。地元ファンは「エグい」「邪悪だ」「ダルビッシュよりも遥かに上だ」と興奮の声を上げている。

「キング」の異名を持つマリナーズのエース右腕、フェリックス・ヘルナンデスとの全米注目の投げ合いで、大谷は強烈な輝きを放った。

 12日ぶりの先発登板で最速160キロをマーク。7回に制球を乱すまで圧巻のピッチングで、チームを8-2の勝利に導いた。同地区プレーオフ争いのライバル相手に、カード勝ち越しを決める好投だった。

 MLB公式ツイッターでは今季3勝目を挙げた二刀流のスーパースターがこの日に見せた、冴え渡った変化球を特集した。

「このオオタニの変化球」とコメントを付け、ムンクの叫びのような顔文字で、この日全ての三振を空振りで奪った魔球を動画で特集した。

 初回、2番セグラの7球目となった外角に沈み込む時速82マイル(約132キロ)のスライダーを皮切りに、魔球のオンパレード。2回の先頭打者で昨季の打点王・クルーズには外角に急降下する88マイル(142キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めるなど、変化球は冴え渡っていた。

ナショナルズのスラッガー・ハーパーとの対戦を熱望する声も

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