ソフトバンク東浜、清宮との対戦にも 「いい打者だが意識はしない」

ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

西武を零封の千賀と石川は「手本のよう」

 11日の日本ハム戦に先発する東浜巨投手が10日、ヤフオクドームで前日練習を行った。プロ1号、デビュー連続安打と話題の清宮幸太郎との初対戦にも「特別に意識することなく、一人ひとりしっかり抑えたい」とコメントした。

 首位をひた走る西武に対して敵地で2連勝。しかも強力打線を2試合連続でゼロに抑えて福岡に戻ったソフトバンク。11日からは2位争いを展開する日本ハムを迎えての3連戦だ。

 その初戦に先発する東浜は「1試合1試合大事に投げていくことに変わりはありませんが、その中でいい感覚は増えています」と自信をのぞかせた。西武戦で好投した千賀滉大、石川柊太を「手本のようなピッチング。粘って投げていましたし、特に(石川)柊太は相変わらずテンポが良かったですね」と、大きな刺激を受けたようだ。

 福岡に初見参となる清宮については「1年目とか何年目とかに関係なくいいバッターだと思います。でも、特別意識することなく、一人ひとりしっかり抑えていくだけ。チームにいい流れをもってくる。それだけだと思います」と東浜。

 内川聖一の2000本安打達成には「チームとしてもうれしいことですし、月並みな言い方ですが2000本も打つなんてすごいなと思います」と語る。11日は、内川にとって大記録達成後の“地元凱旋試合”。お祝いムードを盛り上げるためにも、そして千賀と石川が作ったいい流れを次の試合につなげるためにも、立ち上がりから全力でハム打線に立ち向かっていく。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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