2000本安打は当分見納めか!? ロッテ福浦の達成でより貴重に
オリックス中島は残り300安打で偉業達成だが
オリックス・中島選手は埼玉西武時代に毎年150安打以上の安打を積み重ねてきたが、2015年にオリックスに加入した後は100安打、91安打、123安打とややペースを落としてきている。今季はスタメン出場だけでなく、代打で出場することも増えており、残り300本の通算2000安打達成にはまだまだ時間がかかりそうだ。
埼玉西武の栗山はレギュラーに定着した2008年から9年連続で100安打以上、そのうちの5年で150安打以上を放った“安打製造機”だ。ただ昨季は外崎修汰、金子侑司の台頭により出場機会が減少。安打数は2007年以来の100安打未満となる84安打に終わった。
今季はここまで16安打を放っているが、中島と同じようにスタメン出場する日もあれば、代打での出場という日もある。栗山も単純に1年100安打以上放ったとしても、4年は必要になってくる。その他、巨人の坂本勇人内野手が通算1608安打、楽天の今江年晶内野手が通算1569安打を放っている。これまでは通算2000安打を達成する選手が毎年のように現れていたが、近い将来、通算200勝と同じように達成の難易度が高くなっていきそうだ。
【現役選手の通算安打数】
福浦和也 1975安打
中島宏之 1700安打
栗山巧 1660安打
坂本勇人 1608安打
今江年晶 1569安打
田中賢介 1441安打 ※日米通算
糸井嘉男 1410安打
松田宣浩 1393安打
本多雄一 1283安打
坂口智隆 1278安打
※数字は全て5月11日終了時のもの
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)