大谷の7回11K圧巻投球に殿堂入り敵将も感嘆「彼は投球術を知っている」

7回途中1失点と好投したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
7回途中1失点と好投したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

通算3319安打のモリター監督が絶賛

 13日(日本時間14日)本拠地ツインズ戦で、4勝目こそ届かなかったが、7回途中を3安打11奪三振2四球1失点(自責1)と快投したエンゼルス大谷翔平選手。9回に劇的サヨナラ勝ちを飾った後、ソーシア監督は「非常に驚異的なスタート」と絶賛したが、見事な奪三振ショーに敵将も賛辞を惜しまなかった。

 ツインズを率いるのは、通算3319安打を誇る元内野手のモリター監督だ。殿堂入りも果たした名打者は、エンゼルスタジアムの三塁側ベンチから23歳右腕の快投に嘆息。ツインズ打線は7回になんとか1点を返したが、速球、スプリット、スライダー、カーブの4球種を自在に操る大谷に11三振を奪われ、わずか3安打に仕留められた。

 ツインズの地元紙「スタートリビューン」によれば、モリター監督は「彼は投球術を知っている」と大谷を絶賛。さらに「しかも、全員を蹴散らそうと思っているわけでもなさそうだ」と続けたそうだが、記事では「もしそう思っていないなら、本気を出した時には見るも無惨なことになりそうだ」と“予測”している。

 ツインズとは6月に再び敵地で対戦するが、次回も先発マウンドに上がることがあれば、どんな勝負が展開されるのか楽しみだ。

(Full-Count編集部)

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