ダルビッシュ、4回61球で降板し初勝利ならず 3安打1失点と上々の内容も…

ブレーブス戦に先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

体調不良からの復帰登板は4イニングで降板

 カブスのダルビッシュ有投手は15日(日本時間16日)、敵地でのブレーブス戦に先発し、4回3安打1失点5奪三振2四球で降板した。体調不良で故障者リスト(DL)入りし、8日(同9日)のマーリンズ戦の登板を回避。2日(同3日)のロッキーズ戦以来の復帰登板でまずまずの投球を見せていたが、今季7試合目の登板でも初勝利はならなかった。

 試合前まで6試合登板で0勝3敗、防御率6.00と新天地で苦しむダルビッシュ。この日は初回、売り出し中の超有望株コンビ、アルビーズとアクーニャを連続三振。続く3番フリーマンには四球を与える。さらに、続くマーケイキスの打席でフリーマンが二盗。コントレラスの送球がフリーマンに当たり、ボールが外野に転がる間に一気に本塁を狙われたが、左翼シュワーバーが好返球で刺した。

 2回もマーケイキスがニゴロ、スズキが三直で2アウト。インシアーテはバント安打も、バティスタは空振り三振に仕留める。3回もカマルゴを一ゴロ、フォルタネビッチを空振り三振の後、アルビーズに右前打を許し、アクーニャには四球を与えたが、フリーマンを三邪飛に打ち取った。

 4回、カブスは相手のエラーで1点を先制。その裏、ダルビッシュはマーケイキスが一ゴロ、スズキは三ゴロと、またも簡単に2死を奪う。しかし、続くインシアーテには高めに浮いた91マイル(約146キロ)の直球をライトスタンドに運ばれ、同点とされた。

 ダルビッシュはこの回限りで降板。4回を投げて3安打1失点5奪三振2四球。防御率は5.56となった。この日は61球を投げて、ストライクは36球だった。

(Full-Count編集部)

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