アレナドが驚愕守備で魅了…ダイブ捕球→膝つき完璧送球にファン「現実離れ」

味方投手も感激「彼の守備を破ることはできない」

　メジャー屈指の名三塁手として知られるロッキーズのノーラン・アレナド内野手が18日（日本時間19日）、敵地ジャイアンツ戦でまたもや美技を披露した。あまりに正確な捕球＆送球に、ファンからは「ただただ圧巻だ」「現実離れした強肩」と驚愕の声が上がっている。

　ロッキーズが1点ビハインドで迎えた3回裏だった。先頭打者トムリンソンが放った痛烈な打球は、三塁線を破って左翼へ抜けるかと思われた。だが、相手が悪かった。守備の名手として知られるアレナドは、迷うことなく打球に向かってダイビング。三塁線ギリギリで見事キャッチすると、振り向きざまに膝をついたまま、一塁へ送球した。テイクバックをまったく取らずに、押し出すかのように投げ出されたボールは、一塁手が構えるミットの中にスッポリ収まるストライク送球。一塁へ必死で走ったトムリンソンを余裕でアウトに仕留めた。

　球団公式サイトでは、マウンドから美技を目撃し、両手を挙げて喜んだロッキーズ先発左腕フリーランドによる「彼の守備を破ることはできないんだ」という信頼に溢れた言葉を紹介。さらに、MLB公式ツイッターが「ノーラン、君は桁違いだ」との言葉を添えて動画を公開すると、ファンから称賛と驚愕の声が溢れた。

「一塁手はまったく動いていない、ただただ圧巻だ」

「彼が現在の球界で最高の三塁手であることに疑いの余地はない」

「ノーラン・イズ・ザ・ベスト」

「現実離れした強肩がこのプレーを可能にしている」

「パドレスファンだけど、彼にゴールドグラブ賞を与えるのはリスペクトが足りない。彼には彼自身の名前を冠した賞を贈るべきだ。桁違いだ」

「アンビリーバブル」

「この送球…エゲツない…」

　他球団のファンですら称賛せざるを得ない美技が飛び出した直後の4回にロッキーズは逆転に成功し、6-1で勝利を収めた。守備から試合の流れが変わる。それを体現したプレーとなった。